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こんにちわ!
知識を蓄えるよりも実際にやってみた方が遥かに効率的だということについて見ていきたいと思います。
経験は知識に勝る
当然ですが、知ってる事と出来る事は大きく異なります。知っているからと言って出来るとは限りません。
筆者は数学でこれをよく経験しました。利用しているのは単純な公式ですが、公式を知っているからと言って問題が解けるとは限りません。なので、幾つかの問題を解いてみて公式を自分のものしていく作業をするとハッキリと公式を覚え、使えるようになっていきます。
このような経験を沢山積むことによって知識を利用する事ができるようになります。
そのため、知識は多く持っているに越した事はありませんが、知識をインプットするだけではなく、その知識を自分のものにするためはアウトプットが非常に重要です。
これは本にも言える事です。本を読む事は誰でも出来ますが、本に書いてある内容をそのまま出来るか?と言われるとやってみなければ分かりません。また、本に書いてある内容を具体的にやってみた後に本を再度読んでみるとまた一段と深く本の内容を理解出来る事もあります。
つまり知ってるよりも経験の方が大きく、頭でっかちになってはいけない、という事です。
迷ったらやってみる
知識よりも経験が大きいという事であれば、迷ったらまずやってみる、というのが当たり前ですが、非常におすすめです。
特に若いうちは苦労は買ってでもやれ、と言われたりもしますが、毛嫌いせずに多くの事をやってみる事を非常にオススメします。色々とやり過ぎてパンクしてはいけませんが、目の前にやる選択肢とやらない選択肢があるならばやってみたら良いと思います。
個人的には会社で誰も行きたがらなかった海外出張案件についてめちゃめちゃキツかったですが、一度は行ってみて海外で働くとはこういう事なのか、ということや語学能力の重要性や他国の人間と行うビジネスの大変さなど感じる事が多く、その後の様々な場面で当時の経験が生きるようになりました。
歳を重ねる毎にこうした基本的で当たり前のことが徐々に出来なくなっているなと感じるので意識して迷ったらやってみる、という事を最近は特に意識しています。
資産運用の基本スタンスはまずやってみる
これは資産運用にも同じく言える事だと思っていて、最初から大きく儲けようとせず、とにかく一歩やってみる事が本当に非常に重要だと思っています。
筆者は父が競馬やパチンコなどのギャンブルが好きな方であり、よく損をした!と言っているのを聞いて育ったため、お金については元本保証案件以外にはどうしても手を出したくない、という考えを持っていました。
しかし、現在は資産運用はやってみて良かったと思う事が多いという事です。何事もやる前はよく分からなくて怖いですし、特に資産運用は元本が毀損する可能性も大いにあります。しかし、やらなければ資産運用をする事で得られる知識や経験は得られませんし、金銭面についてもリターンを得られません。
リスクを取ればその分、リターンも得られますし、リスクを取らなければリターンも得られません。しかし、リスクは学ぶことや経験によってコントロールする事ができます。
これはスキー等にも言える事ですが、スピードをコントロール出来たり、安全に転ぶ方法を会得出来ればどんな急斜面でも怖くはありません。逆にスピードをコントロール出来なかったり、転び方を知らなければ急斜面には絶対に行く事ができません。そして急斜面をうまく滑る事ができるほど爽快感があり、面白いものです。
しかし、そのような上達には失敗が欠かせません。多くの失敗という経験を通してスキーも上手くなっていきます。
これと同じく資産運用もやってみないと分かりません。特に資産運用の世界に絶対は存在しません。そのため、そこで上手くやるためにはその世界の事を詳しく知る必要があります。しかし、知っていても負けることもあります。だから経験が大いに重要です。
株式市場が資産運用に良い、不動産が資産運用に適している、FXは非常に儲かる、全て事実ではありますが、どれだけ人から話を聞いても実際に自分でやってみてこそ、その真相が理解出来るようになります。
そのため、筆者はとにかく何でもある程度調べたらとにかくやってみる!を実践しています。
やってみる際に仮に全毀損しても大丈夫な程度の額でやる事を心がけています。やってみるには失敗がつきものなので、やってみて駄目だったらそれで放置しないで、PDCAを回して次に活かすようにします。
特に資産運用は100聞は1見にしかず、の世界だと思っています。やればやるほど知識も指数関数的に増えていきますし、タイプの異なる運用商品のことも理解出来るようになっていきます。
なので、何でもある程度調べて悪くないかな、良いかな、と思うのであればやってみて考えてみる事をオススメします!筆者は初めてする物については基本マイナスでも気にしない、経験のためだ、と割り切って面白そうな案件は基本取り組むようにしています。
最初からうまく出来る人なんていないですしね。
まとめ
知識は経験に勝る事自体はよく一般的に認知されている事だと思います。
ただ特にこれからは資産運用は必要なスキルになっていくと思っています。それを65歳の老後から取り組む、となった場合、仮にお金を失ってしまうと既に取り戻せない状況になる可能性が高いです。そうならないためにも若年期に相応の経験と知識を増やしておく事が将来の自身の防衛策にもなるため、資産運用については
まずやってみる
の精神で取り組んでみてはどうかなと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。