この記事を読むのに必要な時間は約 7 分38秒です。
こんにちわ!
資本主義の世界から見てサラリーマンがお金持ちになり、仕事を辞める事も出来るような状態になれるのかを紹介していきたいと思います。
資本主義におけるサラリーマンの実態
皆さんは現在のお給料に満足されているでしょうか?実質賃金が減少しており、人々の生活が苦しくなっているため、実際に満足されている方は少ないのではないかなと思います。

そもそもの話としてサラリーマンは雇われ人であり、雇っている人がいます。雇っている人の立場からすると自身の会社を切り盛りするサラリーマンは貴重な資産です。この資産はどのようにすればより優秀でより長く維持する事が出来るでしょうか?
1つの答えはお給料の上限を抑える事です。
仮にお給料で年収1憶円もあげたとしましょう。生涯賃金が3億程度であるため、人によってはもう十分稼いだからやめる、という選択肢を取る人が数年で続出する可能性があります。

そもそも現代サラリーマンはお金があったら今の会社を辞める、という人が大多数であるため、より多くの賃金を与えてしまうと貴重な人的資産の流出は避けられません。
また、どこの会社でも通用するスキルを身に付けられてしまうと流出の危険が上がります。自社よりも良い条件を出す会社があれば人は流れていってしまうからです。
なので、自社では非常に有能だが他社では無能、という人間を作り上げる事が雇う側から見ると一番都合の良い人間であり、こうした人間を大量生産して賃金もある一定に抑える、というのが最も良い、という事になります。
特に現在は新卒一括採用ですので、最初のお給料だけある程度良くしておき、転職市場価値が急に落ち込む35歳くらいからお給料を伸びなくしておけばある程度優秀であり、自社では有能だが他社では役に立たない雇用側にはとても都合の良い人材が溢れる会社になります。
そのため、普通のサラリーマンをしているとお給料は上がらず、転職市場で価値のあるスキルを身に付けてもいないサラリーマンになっていきます。
お金持ちになる方法
サラリーマンがお金持ちになるには以下2つしかないと思っています。
- 会社の給与以外の収入源を増やす
- 会社内で圧倒的に出世して役員まで上り詰める
順に見ていきます。
収入源を増やす
先に述べた通り、サラリーマンはある程度で必ずお給料を抑えられます。それは人的リソースの流出に対する雇用側の真っ当な対策です。どれだけ身を粉にして働いても年収1000万円を少し超える程度が大多数のサラリーマンの実態です。
そして年収1000万円は数年続ける程度ではお金持ちになる、というのは難しいです。
そのため、何をすべきかと言えばお給料以外に収入源を増やす、という事に尽きます。これは別に何をしても良いです。
自身のスキルを活かして副業をしても良いし、ブログ書いても良いし、転売やっても良いし、株などの資産運用をやっても良いです。とにかくお給料以外の収入源を複数作る事が非常に大きな1歩です。
何故ならばこれらの副業は収入に上限がありません。世の中に対して価値を提供した分だけ対価が得られます。仮に利益1憶円だった場合、会社であれば○○君は非常に頑張ったから最高評価でボーナス+2か月分出そう!とかになります。しかし、自分で稼げば1憶円がそのまま貰えます。
例え副業での収益が月に5万円だとしても、それが10個あれば月々で50万円の収益になりますし、月に5万円稼げたのであればそれを拡大して10万円にしても良いです。このように給与以外で収益を得られると多様な選択肢を持てるようになりますし、複数の収入源を持つ事で安定的に収益を確保する事が出来ます。
1つ注意な点としてはアルバイト等の誰にでも出来る時給の仕事はやめた方が良いです。人の時間は有限なのでサラリーマンと同じような特徴を持つ時給の切り売りをするような仕事は肉体的な限界があります。
なので、雇われる場所を増やして稼ぐのではなく、自分で稼ぐ、これが重要です。
圧倒的に出世する
収入源を増やす他にお金持ちになる方法として役員クラスまで出世する、という方法があります。役員クラスまで出世すると雇用される側から雇用する側になります。
大抵の会社は役員クラスまでいけば給料もそれなり良いです。
また、役員クラスになれば会社の様々な事に対して決定権を持つようになります。それは例えば自社株を大量保有しておき、株式会社であれば自社を上場させて自社株の価値を向上させて儲ける、配当で儲ける、等の選択肢が取れるようになってきます。これが雇われる側であればそうした事に対する決定権はありません。
勿論こうした事は役員クラスになると会社の倒産に対して自身が責任を持たなければいけないというリスクに対する正当なリターンでもあるため、良い悪いは言えません。リスクを取ればその分リターンが見込めるという良い例でもあります。
そのように会社を利用して私財を増やす選択肢を働いて稼ぐ、という選択肢持つ事が出来るようになる役員まで自身が出世出来るのであれば別に収入源を増やす方向にエネルギーを費やす必要はなく、自社内で出世するために時間とエネルギーを費やす事がお金持ちになる方法です。
昭和の日本では出世が非常に大事でしたが、今の日本人にはあまり好まれないお金持ちのなり方かもしれませんね。
まとめ
サラリーマンがお金持ちになる方法は収入源を増やすか役員になるべし、という内容でした。
生活費が30万円でその他にお給料、もしくは別の収入で30万円あれば相当豊かに生活することができます。
仮にお給料以外に30万円あれば本業はやめても良い、という選択肢、つまりリタイアする事も出来ます。
また、別収入の30万円を生活費に使わず株式や債券や不動産を購入すればそれが年利3%等のリターンとなって益々収入源が増えます。このように資本主義社会というのは資本を持っている人が強い社会であり、資本が多くある人が益々豊かになっていく社会です。
そうした事を分かっている雇用側の方々はやはり副業を解禁したくはないため、多くの企業が今でも本業に支障をきたすから、という理由で副業を禁止していますが、実際は本業以外に収益を得られると人的リソースの流出リスクが高まるため禁止にしています。
なので、土日に副業に勤しまれる事は雇用側としては非常に迷惑であり、土日は本業で高パフォーマンスを出すために休養していて欲しい、というのが雇用側の思いなのです。
実社会を考えれば、多くのサービスが出てきた方がより豊かな社会となるため、副業を解禁し、土日も活発に動かれる方が増えた方がより豊かな社会になる可能性だってあるわけです。
もっと社会が便利に、そして多くの人が勤めている会社以外の収益も多様に得らえるようになればなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。