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サラリーマン最大のリスクが上司である理由!即異動か転職すべき場合について

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こんにちわ!

サラリーマンにとっての最大のリスクは上司である、という点について見てみたいと思います。

サラリーマン/会社員のリスク

大多数の方はサラリーマン/会社員として働いているかと思います。大手企業でも45歳以上で早期退職を迫られるという時代ですから大手のサラリーマン/会社員であっても一生安泰、という時代ではありません。

そんなサラリーマン/会社員をしている事のリスクは何があるでしょうか?

お金のリスク

多くの方は宝くじが当たれば仕事を辞められるかなと思います。そういう意味でも仕事はお金を貰うため、とも言えるのではないでしょうか。

そんなお金を自身が勤務する会社1つに委ねているというのは結構なリスクです。会社が何かの理由で倒産してしまった場合や冒頭で述べたような会社をクビになってしまったケースにおいては、お金を全く貰えなくなるリスクがあります。

 

人間関係のリスク

基本的に社員に人事権は無く、上司や人事部に人事権があります。そのため、社員は上司や同僚を選ぶことは出来ません。

こうした上司や同僚がウマが合わないとか、迷惑な人がいたとしてもその場所から逃げる事は出来ず、その中で働き続けるしかありません。

学生時代であれば仲の悪い人がいれば一緒に過ごさない、という事も容易に出来たかもしれませんが、会社でそうした事は難しく、転職理由として最も多い物に人間関係が挙げられます。

サラリーマン/会社員をしているとこうした人間関係を選ぶことが出来ず、仮に酷い人間関係の中であっても基本的にはずっとそうした人と関わり続ける必要があり、最悪健康被害をきたす方もいたりするなどのリスクが存在します。

 

業務内容のリスク

サラリーマン/会社員は希望する事は可能でも基本的に業務内容を選ぶことは出来ません。会社は営利団体なので、その人間が最も会社の利益に貢献するように配置されます。

例えば仕事が出来るA君と仕事の出来ないB君がいた場合、A君の雑務は全てB君がやった方が会社として利益が出ると判断された場合、B君は誰でも出来る雑務ばかりする事になります。

これが会社としては最大の利益が出るのであればそうした業務の割り振りになってしまう、というのがサラリーマン/会社員の世界です。

そうした業務を続けているとA君はドンドンとスキルアップもし、会社への貢献度も大きいため出世したりもしますが、誰でも出来る雑務ばかりしているB君はスキルアップもせず、会社への貢献度もあまり大きくないため、会社の景気が傾きリストラしなければいけない状況になれば代わりの利くB君が候補として真っ先に挙げられてしまいます。

特に目立ったスキルもないB君が新しい転職先も見つけられない可能性が高いのは明白です。

これが業務内容を選ぶことが出来ないリスクです。

 

環境的リスク

繰り返しになりますが、会社というのは営利団体ですので、新しく支店を出した方が売上や利益が伸びると判断すれば支店を増やします。そしてその支店には当然誰かを派遣しなければなりません。

そうした場合、転勤の辞令が出る事もしばしばです。

独身であればまだ良いかもしれませんが、マイホーム購入済の子持ちのパパであれば、単身赴任で一人誰も知らない土地に行く事になります。

こうした自身の働く場所を選ぶことが出来ない、というリスクも生じます。

 

フリーランスという選択肢について

少し本題とは話が逸れますが、上記のようなリスクを回避するため、時間や場所や人間関係に悩まされないフリーランスという働き方が現在流行しています。

朝起きる時間も自由、好きな時に休める、好きな人間としか一緒に仕事しない、等の非常に良い事だらけのように思えます。

しかし、フリーランスは完全実力主義の世界であり思っているより、社会的な立場としては非常に弱く厳しい現実が待ち構えています。

例えば現在のように景気が良い時は仕事も多く、単価も良いですが、景気が後退期になると仕事が無いとか非常に低単価の仕事ばかりになってしまう、等も問題や依頼先の企業側からの不利な条件をのまざるを得ない、というような問題も生じたりしています。

また、いつ休んでも良い=365日24時間仕事とも言い換えることが出来るわけで気兼ねなく休んで良いタイミングが取りづらいという難点もあります。

トップ層のフリーランスになれればそうした問題も解決できるでしょうが、多くのフリーランスは思っている以上に安泰とは真逆の生活を強いられる可能性があり、気付けば会社員に戻っていたなんて事も多くあります。

最大のリスクが上司である理由

先ほどサラリーマン/会社員である事のリスクを挙げましたが、最も最大のリスクは上司です。

何故ならば上記で挙げたようなリスクは良い上司であれば大抵解決してくれる、と言えるからです。ここでいう良い上司、というのは優秀であり、人格的である、という事を指します。人格的に非常にいい人でもポンコツ上司であれば良い上司とは言えません。

 

上司が良い人であれば、まず上司部下という人間関係で悩む事はありませんし、同僚に苦手な人がいれば業務の割振りも配慮して貰えたりします。

また、業務量なども適切に管理し、自身の部門内のキャパを超えた事を無理にやったりはしないので長時間労働に悩まされるという事もありません。当然良い上司であれば社内評価も良くなりますので、部門評価が良い=自身の給料に反映されるという好循環な構図が成り立ちます。

勤務地についても部下の状況を配慮した適切な人員配置をしてくれます。

一方で悪い上司に当たった場合、サラリーマン/会社員は悲惨な生活が待っています。

行きたくもない飲み会に散々連れ回されたり、社会的に厳しくなっているとは言え、馬事罵声を浴びせられたり、酷い場合は暴力を奮われる事もあります。

また自身の上司の評価を勝ち得るために自部署で対応可能なキャパを大幅に超えた業務を引き受けて自部門を長期の長時間労働状態にし、会社からの評価も低くなります。

自身が良ければそれで良いというような人であれば当然部下は使い捨ての駒のような扱いをするため、その人のキャリアを意識したような仕事の割振りをしたりはしないし、平気で単身赴任させるような辞令を出したりします。

このように悪い上司に当たった場合、サラリーマン/会社員には反抗する権利は当然ほぼ存在せず、その会社に残るのであればただただ不当な扱いを許容しなければなりません。

まさに現代版の社会の奴隷、となってしまうのです。

 

悪い上司に当たったら即異動or転職

悪い上司に当たった場合、やる事は2つです。

とにかく何でも良いので理由をつけて異動、もしくは現会社を見限って転職です。

悪い上司の元で頑張っても人生の無駄であり、貴重な人生の時間を無駄に浪費するのみです。また健康被害も心配になります。体が最も大事な資本の一つですので、そうした健康被害を引き起こす可能性のある方が上司であるような場合は一刻も早くその上司の元を離れるために行動すべきです。

 

 

まとめ

1度でも会社勤めをしたことがある方であれば少しは思い当たる節があるのではないでしょうか。

筆者も酷い上司に当たった時は周りの部署に良い顔をする上司がひたすら色々なところから仕事を貰ってきて部下を疲弊させていました。その上、あの部署は仕事が遅くて困っている、と他部署に言われる始末で社内評価も低く、散々な状態でした。

サラリーマン/会社員は上司を選べない、と言いますが社会的な目が厳しくなっていたり、現在は転職市場が売り手市場であるため、自ら行動を起こせば自身の状況は変えることが出来ます。

自分の上司は良いのか悪いのか、の判断が一人では難しいかと思いますが、社内外色々な人と相談してみながら自身の上司が悪いと判断されるのであれば異動や転職を検討してみる事をオススメします。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。