この記事を読むのに必要な時間は約 4 分44秒です。
こんにちわ!
明治が乳製品を値上げする、という報道が先日出て以来、森永や雪印など私達の非常に身近な乳製品を扱う会社が続々と値上げを発表しています。そして遂に安くて美味しいの代名詞のような、お世話になっている方も多いであろう日清のカップヌードルまでもが値上げに踏み切りました。
今年の6月から4~8%の値上げとの事です。。涙
日清が値上げに踏み切った理由について見ていきましょう。
日清食品が値上げを実施した理由
日清食品が値上げに踏み切った理由は原材料価格や労務費、物流の上昇が理由とあります。
日清食品(東京)は5日、主力製品の「カップヌードル」を含むカップ麺や袋麺、カップライス約160品目の希望小売価格を6月1日出荷分から4~8%引き上げると発表した。原材料価格や労務費、物流費などの上昇が理由。
引用:時事通信社
分かったような、分からないような内容です。
日清食品としてはコスト削減に取り組み製品価格の維持に努めてきたものの、自助努力ではコスト増を吸収できない状態になった、と説明もしています。
日清食品(2897)の財務諸表も観てみましたが、2013年と2015年についてはキャッシュフローがマイナスになってましたね。その後もプラス傾向かと言えばそうとも言えず、大企業にしては少し苦しそうに見えたので、コスト削減に取り組み、製品価格維持に努めてきたものの、、という説明は明治よりは説得力がありました。
いずれにしても材料価格の値上がりはいたるところで言われていますね。カップヌードルがどこから仕入れた材料を使って作られているのか分からないので、何とも言えないですが、原材料費がこれまで安すぎたのか、発展途上国がインフレしてきて材料費が高騰しているのか、為替の影響なのかは少し気になるところです。
インフレ対策は!?
明治の値上げ時に記載しましたが、具体的なインフレ対策として私が考えるのは以下の4つです。
株式、不動産、REIT、借金
基本はお金を物に変える事で世の中のインフレと同じく資産価値が上昇していくようにして資産を維持します。
詳しくは以下の記事で述べています。

また、インフレですが、見えないスリとも呼ばれています。
直近では乳製品、少し前にはコカ・コーラなど私達消費者の非常に身近な商品が徐々に値上げをしています。そうすると自然に私達がこれまでと同じような生活をしていても今までよりお金が減っていきます。気付かずにお金が徐々に減っているからスリ、うまく言ったものですね。
物価上昇に対して今後どうなる
私としてはここ数か月でインフレ関連のニュースを凄い目にするようになりました。今後、この流れに乗って様々な商品が若干の値上げをするのではないかなと思っています。
ただ一方で私達のお給料が上がるのか?と言えば微妙です。そもそも春闘では賃金ベースアップではなく、働き方の多様化を探りたい、と言っています。働き方が多様になっても世間はインフレしてるし、実質賃金が減ったら生活苦しいよ、と私は思います、、。


物価は上昇、実質賃金は下落傾向(しかもデータ改竄して良く見せていた)、という世間に非常に厳しい政府です。この世間の流れで10月には消費税を8%→10%に増税する、と言っているのだからなかなかの逆風の中で増税に踏み切るな、、と思います。
増税する=消費が落ち込む=税収減る
とも思うんですけどね。なんでそこまでして増税したいのだろうか。。増税の対策としてポイント還元とか色々と対策を練っているようですが、それならしなくても良いのではとかも思ったりしてしまいます。
昨今の一連の流れで政府の支持率にどのような影響が出るのかは要注目ですね。
まとめ
- 日清食品が値上げに踏み切った理由は原材料価格、人件費、物流の高騰
- インフレ対策は株式、不動産、REIT、借金
- 逆風が強烈な状況でも増税に踏み切ろうとする政府
最後まで読んで頂きありがとうございます。