金融

世界的にも現状経済格差は広がっている 何故格差は拡大するのか?

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分28秒です。

こんにちわ!

お金持ちはドンドンお金持ちになり、貧しい人はどんどん貧しくなっている、というのが現在の世界の実情になります。

ポルちゃん
ポルちゃん
ビルゲイツとか毎年一体いくら稼いでるんだって感じだよね。
和泉
和泉
ホント稼いでいる人は物凄い稼いでるよねー
ポルちゃん
ポルちゃん
年収の1%でいいから分けて欲しいよ。。
和泉
和泉
多分1%でも僕等の庶民が生涯稼ぐ額よりも多いかもしれないよ。。
ポルちゃん
ポルちゃん
同じ人間なのに何て差だ、、
和泉
和泉
少なくてもポルちゃんは人間じゃなくてネコだね!

 

何故経済格差は起きるの?

世界のトップ1%が保有する資産はそれ以外の99%の人が保有する資産合計よりも多い

とか

貯金が1円でもあればあなたは世界のTOP10%以上の裕福層だ

なんて言ったりします。結構衝撃ですよね。

以下の動画なんかも初めて見た時は色々と考えさせられました。

 

では何故、経済格差は広がっていくのでしょうか?

一般的な所得としては働いて得る労働所得かと思います。この労働所得が多いほど、当然ながら資産は増えていきますので、どれだけその人が社会に価値を提供できるか、という能力が所得格差に繋がります。

この労働所得を上げるため、人々は何か資格が技能を身に付け、能力に応じた報酬を上げようと努力します。

こちらについては努力した分だけ見返りが来る、非常に分かりやすい所得かと思いますし、これが原因で格差となっているのならばその人の努力や影響力が原因なので文句は言えないでしょう。

 

しかし、もう一つの資産から産まれる所得があります。これが所得格差を加速させています。

簡単な例をあげれば資産が100憶円持っているAさんと100万円持っているBさんがいます。彼等が同じ年利5%程度で金融商品を運用した場合、一年後の利益は

Aさん:5億円

Bさん:5万円

差額:499,950,000円!!

毎年物凄い差がついていきますよね、、という話です。

この資産所得の厄介なところは先祖に受け継ぐことが出来る、という点です。厄介と言うと語弊があるかもしれませんが、子孫に受け継ぐことが出来ると〇〇家は貴族、のような身分格差のような物が生まれがちです。

こういった格差が増えるほど、良い思いをしている一部の人たちに対して不満を抱く層が現れて社会的に不安定になっていきます。

 

何か対策は無いの?

そのための対策として所得が大きい人ほど沢山の税金を徴収する累進課税制度という物があります。日本でも最も課税される人はその所得の45%も税金で納めなければいけません。

だったら何故そんなに格差が大きくなるのか?という話ですが、お金持ちの人ほど、お金に対しての教養、つまりファイナンシャルリテラシーがあり、こうした税金に対して様々な対策をします。

日本人は教育課程でなかなか金融について学ぶ機会が無いので弱い部分ですよね。

ある意味、お金持ちの人は取られる税金の額が物凄い大きいので、必然的に必要に思って勉強するのかもしれませんが。

普通にサラリーマンしていると税金は給料から勝手に天引きされていますが、お金持ちの人達はそもそもの給料を低く見せてから税金を払う、というような対策を取られている方が多いです。

また、そういったお金に関するルールを作る方とも交友関係があり、自分たちに有利なルールを作られたりもします。

身近な例で言えば私もよく利用するAmazonなんかは日本で商売をしていますが、日本に対しては殆ど税金を納めていません。あまり深くは触れませんが、うまくやってますよね。

 

なので、税金でお金持ちからお金を取ろうとしてもなかなか取れない、というのが現状であり、イタチごっこのようになってしまっています。

また世界的に見れば元々はお金持ちだけから税金を徴収する、というコンセプトで始まった税制でしたが、気付けば全世帯から税金を取るようになっており、現在は総所得から一番税金を払っている割合が多いのは低~中間層とも言われています。

 

広がる格差の中でどのようにすべきか?

経済格差による社会的な不安定や税金については国の専門家の方々にお任せするとして、私達がどのようにすべきか、筆者は

資産運用すべきである

だと思っています。

アベノミクスの恩恵によって資産が1億を超える人が増えた、という記事もありました。

日本における富裕層の世帯数はリーマンショックによって一時減少しましたが、2013年以降、再び増加傾向が顕著となりました。一般的に資産額が大きいほど株式投資など資産形成に積極的といわれます。2013年以降はアベノミクスによって株価が大きく上昇していますから、資産額が1億円に達し、富裕層の仲間入りを果たした人が多かったと考えられます。

引用:THE PAGE

上手くやっている人から学べ!の筆者としてはお金持ちと同じ事をする、のが良いと思っています。何をするのが良いのかと言えば上記記事にもあるように資産運用だと思っています。

最初はうまくいかないかもしれませんが、自身の資産が働いてくれるようにするためにせっせと教養を増やしていきたいと思います。

また、所持金が少ないと嘆く必要はそこまでありません。この世の中には複利という物凄いパワーを持ったものが存在します。その複利の力を使えば少ない金額からのスタートだとしても年数を掛ければ大きな金額になります。

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あまり知られていないかもしれませんが、日本においては株式投資であればほぼ誰でも出来ます。証券会社に行ってあなたは証券口座を作る事は出来ません、と言われる人はかなり稀です。

しかし、これは日本だからこその事であり、海外の特に発展途上国の人は株式を保有し、株主となる事は非常に難しいのです。

つまりそうした意味では資産家の誰もがやっている資産運用の手段の一つである株式市場に簡単に参入出来る日本というのは物凄い恵まれている、という事も出来るのです。

 

まとめ

  • 経済格差は資産からの所得で大きく差がつく
  • お金持ちは金融の知識が豊富なので税金対策をしている
  • 知識を付けて資産運用をやってみる事が初めの一歩

 

最後までお読みいただきありがとうございました。