この記事を読むのに必要な時間は約 4 分45秒です。
こんにちわ!
以下の記事でも述べた通り、米国の優良500社であるSP&500に連動する金融商品に対して長期積立投資をしておけば、資産運用としては一先ず問題無かろうと考えている筆者です。

そのため、昨今老後資金の2000万円とか3000万円の問題が話題になっていますが、SP&500でコツコツと資産運用していればこれまでの実績としては年利で約7%弱程度の利回りだと言われていますので、特に問題ないと考えています。
ではどのようにしてSP&500に積立投資するのか?という課題に対してですが、多くの方がETFにて積立投資するのではないかと思います。
その中でもどのETFで積立投資すると、どこに対してリターンを期待するのか?という事について考えてみました。
比較ETF
今回は筆者がこの辺のETFが良いETFかな~と独断と偏見で考えている以下のETFについて見てみます。
VT | VTI | VOO | VYM | HDV | SPYD |
米国のETF投資に対して興味を持っている方であれば1つくらいは見た事があるのではないかと思います。
細かい名前や経費率や配当利回り等は省略させて頂きます。
各ETFの投資先(BET先)イメージ
各ETFを購入すると以下の図のような投資先に対して値上がり(発展)を期待する、という事になります。

VT:全世界の資本主義が発展する事に期待する
VTI:米国全体が発展する事に期待する
VOO:米国優良企業500社(SP&500)の発展に期待する
VYM:米国優良企業500社(SP&500)の中でも高配当の約400社の発展に期待する
HDV/SPYD:米国優良企業500社(SP&500)の中でも高配当の約80社の発展に期待する
JNJ(個別銘柄):ジョンソンエンドジョンソンの発展に期待する
積立投資先を考える
長期投資は自身の資産の大部分を長期に渡って投資するため、投資先の選定は言われるまでもなく非常に重要です。
なので、自身がどこに対して発展を期待しているのかを正確に理解する必要があるかと思います。
米国市場のSP&500に投資しておけば大丈夫だろう、と思うのであればVOOを購入して積立投資をしておけば良いと思いますし、それでは不安だ、もっと分散させておきたい、という事であれば全世界の資本主義が発展する事に期待してVTを購入しておけば良いです。
ボラティリティ(変動幅)は勿論、投資対象先が少なくなればなるほど大きくなります。そのため、VTに投資しておけば安全性は高いですが、その分期待できるリターンも少なくなります。
仮に米国一強の時代が終わり、中国、インドなどの時代が来た場合はVTIやVOOで長期の積立投資をしているとリターンは低くなる可能性がありますので、そこは留意する必要があります。
そうなったとしても自身がどこに対して期待して積立投資をしたのかをきちんと把握出来ていればそこまで後悔はしないかと思いますし、積立投資はVTIでしているから日本やアジアの個別株を少し買っておこう、等とポートフォリオを考える上でも重要になります。
筆者の積立投資先の選択
筆者は冒頭の記事でも述べた通り、米国の時代はまだまだ続くと考えているため、VTIとVOOで積立投資をしています。(あまり意味はないのですが、興味本位で2つとも積立てしております、、汗)
SPYD等はSP&500を上回るリターンを出していたり、配当利回りもVOOやVTIと比較して高いので魅力的ではありますが、仮に10年とか20年後にやっぱりVOOの方が利回りが良かった、となった場合に非常に後悔しそうだなと思ったので、SP&500をマルっと購入するのが良いなと決断しました。
積立投資は長い年月をかけて効果を発揮する物ですし、10年、20年経った際にやはりあちらにしておけば良かった、、となっても若干遅いため、最初に納得して積立出来ればと思います。
何かの参考になりましたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。