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資産運用で投資先に迷ったら高配当ETFを買うべき理由は選択肢の多さ

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こんにちわ!

資産運用をしていて高配当ETFが非常に素晴らしい、と感じ始めたのでその理由を述べたいと思います。

高配当ETFが良い理由

資産運用を数年してみて高配当ETFは勿論、投資信託や不動産など色々な金融商品を試しに、と思い色々と購入してみました。短期トレードも少しやりましたが、多くはドルコスト平均法で淡々と積み上げています。

結論としては選ぶ商品を間違えなければそこまでパフォーマンスに大差ない、というのが実感です。例えば先日のコロナによる相場の大幅下落があるまではウェルスナビでは最大で+15%程度の利益がありました。

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また一方でVYMやSPYD等の米国高配当ETFなど値上がり益と配当を合わせれば同等程度の利益がありました。

ではどちらの方が体感として心地よかったか?便利だったか?という点に関してですが、これは圧倒的に

高配当ETF

です。

もはや比べるまでもないほどでした。利益率が同じ程度なのにどうしてでしょうか?理由としては手元に現金が来るのと来ないのでは大きな差があるからです。

手元に現金が来る良さは選択肢の多さ

手元に現金が来る方が良い、と述べましたがそれは何故でしょうか?

理由は簡単で先ほどのウェルスナビは+15%だとしても結局それは非実現利益であり、実感や実際の生活には何のインパクトも及ぼさないからです。

一方で高配当ETFから振り込まれてくる配当金は実現利益です。実現利益は再投資に回しても良いですし、生活費の足しに使ってもよいです。

この選択肢の多さが高配当ETFの良いところだと思っています。どれだけ自身の資産が増えていても実感として非常に湧きにくく、資産運用をしていてよかったなと思いづらい側面があります。

しかし、配当金として定期的にお金を運んできてくれる資産は持っているだけで生活が楽になっていきます。

また、目に見える形でこれで今月の電気代はこの配当金でチャラだな、とか携帯代はチャラだなとか思えるようになると非常に普段の生活が楽になります。また、今月は配当金が結構貰えたから贅沢にこれ買ってしまえ!とかの選択肢を取る事が出来るようになります。これは生活満足度向上に繋がります。

勿論、更なる配当金の増加のために再配当投資をしても良いのですし、実際に上記のように利益をすぐ使ってばかりでは資産は増加しませんが、こうした選択肢の多さが実際に資産運用をやっていてよかったと思える部分になります。

高配当ETFの良いポイント

高配当ETFは手元に現金を運んでくれる資産として非常に良い金融商品になります。

しかし、実際にお金を運んでくれたとしてもタコが自分の足を食べるような物だとよく言われるような、100万円を預けたらその中から配当金をくれていて最終的には50万円しか返って来なかった、では意味がありません。

あくまで100万円を預けて10年後に100万円以上で返してくれて、配当金として毎年5万円くれる、というのが理想です。

そのした意味で米国の高配当ETFはこれまで100年以上も発展してきた米国株式市場という盤石な基盤の上に成り立っているため、非常に安心して保有する事が出来る金融商品になります。

一方で個別株であれば、該当企業が倒産した時点で株式の価値が0となってしまうため、企業リスクがありますが、数百、数千社の株式から構成されるETFでは株式の価値が0になる事は株式市場が存在する限りありません。

そのため、個別株の高配当よりもETFの高配当が安心して保有する事が出来、年に数回の安定した収入を構築する事が可能になります。

個人的なオススメETF

個人的にはETFといえど、米国の高配当ETFであるHDVやVYMやSPYDなどをお勧めします。こうしたETFは先にも述べたように資産価値が徐々に伸びていくようなタイプのETFであるため、安心して保有する事が出来ます。

また、高配当と言われる部類のETFですので、年間で購入額の数%の配当金が貰えるようになり、安定した定期収入が見込めます。

私は携帯代はHDVが払ってくれます、とか、家賃はVYMが払ってくれます、とかなるわけです。(上記達成には結構資金必要ですが笑)

 

ちなみに日本の高配当株は日産の例を見ても分かる通り、日本企業は業績が悪くなるとすぐに減配や無配をします。もしくはJTのように株価がどんどん下がっているが故に高配当となっている事もあるため、注意が必要です。

執筆時点で驚きの配当利回り7%超えです。。

配当金の唯一のデメリットとしては

配当金の唯一のデメリットは利益確定であるため、税金が掛かってしまう事です。

配当金を受領すると20%の税金がかかります。そのため、配当金を出さず、株式価値に還元する、という企業の株式ばかり保有しておく方が資産増加のスピードとしては速くなる可能性があります。

あくまで可能性であり、実際にはそこまで影響はないんじゃないかなーというのが個人的な感覚です。

 

まとめ

配当に限らずですが、筆者としては未実現利益が大きく膨らんでいく金融商品よりも手元にお金をより運んできてくれる金融商品の方が好みです。

その方が

  • 生活が豊かになっている実感がわく
  • 日々の生活の満足度が上がる

からです。

なので、不動産でもFXでも株式でも何でも良いのですが、迷ったら手元にお金を運んできてくれる金融商品をより積極的に購入するのをオススメしますし、迷っているなら手堅い高配当ETFをお勧めします!

一番オススメしないのは日々の収支がマイナスの不動産投資ですね。資産としては増えているかもしれませんが、こうした収支を圧迫する系の金融資産は個人的には日々の満足度を下げる事に繋がりかねないと思っています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。