保険

積立保険と掛捨て保険 結局どっちがお得!?保険は金融商品ではない!

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分27秒です。

こんにちわ。

日本人で会社員になられた方は誰もが保険って入った方が良いの?と思う事だと思います。

ヒューちゃん
ヒューちゃん
和泉はいつ保険に入ろうと思ったの?
和泉
和泉
僕は結婚して初めて保険について考えたよ!保険に入った方が良いのかなーと漠然と思ってたしね!
ヒューちゃん
ヒューちゃん
でも保険て種類があり過ぎてどれが良いのか良く分からないよ
和泉
和泉
じゃ、そんな保険について見てみよ

 

保険に加入すべき?

筆者が保険と本格的に関わるようになったのは冒頭でも少し述べましたが、結婚後になります。

結婚するまでは保険のほの字についても考えたことがありませんでしたが、結婚を機に保険って入った方が良いのかな?と思い、無料FP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談しました。

そもそも、どのくらいの人が保険に加入しているのでしょうか?

出典:一般財団法人 生命保険協会

こちらのグラフからも分かる通り、物凄い人数の方が保険に入られています。つまり日本人であれば大抵の方は保険に加入されているのが現状の日本の状況になります。

保険は必要なら加入すべき

筆者は保険は万が一の備え、という位置付けです。

仮に死亡した際に残した家族を守る事が出来る、病気になって働けなくなった際に金銭的に破産するリスクを回避する、という保証を買うものだと思っています。

仮に守る家族がいなければ別に保険なんて必要ないと思っています。自分が死ぬ事で親や親戚を豊かにする、なんて発想は筆者にはありません。

なので、保険は万が一の備えのため、加入すべき状況であれば加入すべき、です。

 

ちなみに筆者は現在保険に加入していますが、加入した理由としては今現時点で筆者が死ぬと経済的に妻子が困窮する可能性がある、からです。

また今現在筆者が癌になって死なないけど働けない、でも治療費は高い、というような状況になった際に経済的困窮を防止するため、保険に加入しています。

仮に子供のお金がかかる時期が過ぎる、もしくは資産が十分に貯まれば、保険の掛け金を減らす、もしくは解約する、という事を将来的には考えています。

 

また、会社に勤められている方はご自身が加入されている健康保険での保障で就労不能になった際や死亡した際に結構な額が支給されます。

なので、もしこれから保険に加入される事を検討している方はご自身の会社が加入している健康保険を調べてみると良いと思います。

私も調べてみて、会社の健康保険だけでも殆ど十分だと思ったので、残り必要だなと思った分だけ加入するようにしました。

 

掛け捨てと積み立て保険のメリット・デメリット

また、保険の種類は大きく分類して以下の2つになります。

  • 掛け金は戻ってこない掛け捨てタイプ
  • 満期になればお金が戻って来る積み立てタイプ

ではそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

掛け捨てタイプの保険

こちらのタイプは月々の料金が安い事が大きなメリットになります。少ない掛け金で保証を買う事が出来るため、万が一の際も安心出来ます。

一方で仮にずっと健康であれば支払ったお金は全く戻って来ず、無意味な支払いになってしまうのがデメリットになります。

積み立てタイプの保険

積立型の保険は様々な種類がありますが、満期まで健康であれば支払い総額の110%程度を戻してくれる、というような物が積み立て保険になります。

上記のような性質の商品ですので、健康であれば満期にお金が戻って来る、という金銭的なメリットがあります。

一方でデメリットとして毎月の支出が少なくない額であるため、家計を圧迫する原因になる部分があります。

保険を金融商品ではない

掛け捨て保険と積み立て保険があるのは分かったが、結局のところどちらの保険が良いのでしょうか?

筆者は掛け捨て保険を強くオススメします。理由としては保険はお金を増やす運用としての手段ではなく、お金を払って保証を購入する物だからです。

積立保険でお金が支払い総額より多く戻ってくる、というのはこれは本来有りえない話です。

では何故それが出来るのか?と言えば私達が支払ったお金を使って保険会社がお金を運用して増やしているから、になります。

しかし、あくまで保険商品ですので支払っている金額が全額運用に回っているわけではなく、基本的にパフォーマンスは他の金融商品と比べると非常に悪いです。

またお金は自由に使えてこそ意味があるものですが、保険料として支払ってしまうと満期前にお金が必要になり、保険を解約してしまうと支払い総額の50%であったり70%程度しか戻ってこない事が往々にしてあります。

そのため、お金を増やしたいのであれば自身で運用してみても良いし、他の保険以外での金融商品を購入すればそれで良い話であり、あえて保険でお金を運用する必要は無いのです。

 

特に保険関連についてはお金が増えますよ、と言って高額な商品を買わせようとする人が多くいます。

筆者にも先日高校時代の友人が突然連絡をくれて会ってみたところ、保険の営業をされました。

彼曰く60歳まで月々約5万円くらい払えば1.5倍になって返って来るという商品でした。

60歳で大金を手にするよりも今のこの若い時に毎月5万円多く使える事の方が人生において圧倒的に大事だと筆者自身は考えたのとそもそも毎月5万円も保険に払い続けられるほど余裕がある生活をしているわけではないので丁重にお断りしました。

人生においてお金がいつ必要で、何が大事かはお金が増えるタイプの保険を購入する時に考えてみる事をお勧めします。

 

まとめ

・保険は守るべき家族がいて、金融資産が十分でない状態であれば加入すべき

・加入する際は掛け捨て型が個人的にはオススメ

・お金が増えるタイプの保険を買うくらいなら自分で運用しよう

 

 

何かのお役に立てば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!