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こんにちわ!
心構えについて書いてみたいと思います。
これを書きたいなと思った背景としてとある投資案件に失敗して収集事業者に物凄い文句を言っている人を見たからです。
持つべき心構え
投資活動をしていると10戦10勝、という事はあり得ません。負ける事も必ずあります。世界的に有名なバフェットも失敗する事はあるのです。

基本的には10戦して6勝4敗でも1勝9敗でもトータルリターンとしてプラスであればOKというように考えるべきであり、仮に1つ2つ失敗したからといって一喜一憂するべきではありません。
しかし、良い案件だからという事で自分の許容可能範囲を超えた額を投資して、その案件が失敗した場合、案件会社に対してたまに文句をいう方がいます。
こうしたケースについて仮に案件を持ち掛けた会社が初めから出資者を騙すつもりであったのであれば、多少は文句を言っても良いかもしれませんが、そうでなければ文句や苦情を言ってはいけません。
あくまで出資の判断をしたのは出資者側であり、そのお金を渡した結果の責任は負うべきであるため、仮に失敗したからといって文句や苦情をいう事はNGだという心構えをもつべきと思います。
文句や苦情を言ってはいけない理由
ではいけない理由の詳細を見ていきたいと思います。あげていけばキリがありませんが、筆者は以下のような理由で文句や苦情を言ってはいけないと思っています。
出資者側にも責任はある
出資の判断はすべて投資家側の判断です。仮に懇願されたとしても最終的な判断は出資者であるあなたにあると思います。
そうして出資する、という判断をしたのであれば、その案件の結果について責任を取る、という事を宣言したも同義であるため、失敗時のリスク対しても責任を負うべきであり、文句を言う事が出来る立場ではない。
出資者側は何もしていない
出資者側はハッキリ言ってしまえばお金を出しただけで何もしていません。
一方で出資を受けた側はお金を預かるというリスクを冒して事業や運用を行い、結果的にプラスになった部分で利益を得る努力をしています。
何もしておらず、お金を出しただけの人間が努力した人間に対して失敗したからと言って文句をいうだけの上下関係というのはそもそも間違っています。お互いがお互いを相互に助け合う関係であるべきです。
持ちつ持たれの関係
出資者側の人間が100万円保有していたとしてその100万円を増やすには選択肢は2つです。
自分で運用して増やすか他人に預けて増やしてもらうか。
このうち後者を選択したのであれば、後はリスクとリターンの問題です。出資者側も運用先が無ければ結局のところお金を増やす事など出来ません。リスクを嫌う、というのであれば銀行預金を選べばよいのです。
しかし、銀行以上の利益を求める、というのであればそれなりのリスクを許容する必要があります。

いずれにしろ、自分で増やす事が出来ないから人々は投資するのであり、お金を増やすには運用先があっての話であり、運用先と出資者の関係性は上下ではなく、持ちつ持たれつの関係です。
そのため、お互いに仲良く、また協力して自身の資金を増やす努力をすべきかと思います。
文句を言いたくなる理由
私も投資をする前は文句なんて言う人いるんだなーと思っていましたが、実際に自分の中で大きいな、と感じる額が毀損、もしくは返金遅延になると、文句を言いたくなる気持ちが理解出来ました。
正直な話、案件として数か月も支払い予定日より遅延してくると、今どーなってるの?説明してくれません?という気持ちが湧いてきます。
勿論それなりの高利回り案件であるため、そうしたリスクは許容してね、という話で始めたのにも関わらずです。
分かってはいるけれど、額が大きいとそういう気持ちになりますし、仮にそのお金が返って来ないと生活資金が回らない、とか突発的な事故でお金が必要になったけど足りない、となった場合にはこの思いは切実になります。
早く返してくれ、と。約束が違うじゃないか?と。
こうしたリスクを含めて投資というのは実施するかどうか判断すべきであり、そうしたリスクが全て嫌という事であれば流動性が物凄く高い銀行預金にお金を預けるべきです。
いずれにしろ、投資は余剰資金でするのが一番ですね。なので自己資金が少ないうちは貯金が一番大切だと思います。
まとめ
投資家として持つべき心構えの話をしてきましたが、投資案件にお金を突っ込むというのは結婚に似ていると思います。
その人の幸せもリスクも背負うという覚悟です。
そうしたリスクの部分が取れない、というのであれば投資すべきではありません。
投資家として持つべき心構えとしては
上手くいったら運用先のおかげ、失敗したら自分の責任
くらいの気持ちで臨んでいかないと金銭・心身とも疲弊してしまうなーというのが実際にやっていての感想です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。