コラム

個人投資家として成功する人の特徴は沢山失敗出来る事|投資初心者の心得

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こんにちわ。

最近よく思う事として最初から上手く出来るなんて事は大抵の場合、無いのかなと思います。多くの場合は沢山の失敗をして学び、成長する事で一つ一つ出来るようになっていく、と思います。

これは資産運用の世界でも同じであり、沢山失敗出来る事が最終的には成功に結びつきます。

その理由について見ていきたいと思います。

最初からうまく出来る人はいない

例えばスポーツの世界においていきなりプロ野球選手並みに上手い人間などは存在しません。伸び方に違いはあれど、誰しもが必ず失敗をします。

あの試合ではこのようにしたから失敗した、という経験があれば次は同じ失敗を無くそう、と人々は学習するため、また一つ個人、チームとして強くなります。

こうした失敗の経験は間違いなく成長に繋がります。ずーっと波風なく勝ち続けるよりもギリギリの勝負をし続け、失敗も多く重ねて経験値を貯めていく方が良いのは明確です。

また、独立や事業の立ち上げについても同様のことが言えます。

独立して成功した、自分が事業を起こして大成功して社長になった、という方は多くいます。しかし、そうした多くの創業者がいきなり成功したかと言えばそうではない、というのが真実です。

例えばケンタッキーのカーネルサンダースがケンタッキーの事業を始めたのは65歳であり、それまでは成功と失敗を繰り返していました。

また、ソフトバンクを創業した孫正義もペテン氏と言われるほど最初はうまくいかない事業もあったり、何度も倒産しかけましたが、今のような日本を代表する企業の一つとなりました。

このように最初から全てうまくいった、という事はそこまで多く無い、という事です。

失敗出来る事が大事

全ての事において人は最初からうまく出来る訳では無い、と見てきました。そうであれば、いきなり超大事な試合や人生の勝負をするような新規事業の立ち上げ、というような事はいきなりすべきではありません。

スポーツであれば大事な試合で最大限の力を発揮できるようにするため、事前の練習で沢山失敗したり、多くの経験を事前に積んでおく事が望ましいです。

今までサラリーマンだった方がいきなり独立や新規事業立ち上げをやろうとする場合、失敗する可能性が高いです。その際に失敗しても大丈夫なようにしておくかどうかが非常に重要です。

仮に事業に失敗したら死ぬしか無い、みたいな状態でやってしまうと取り返しもつかず、立ち直れなくなります。そうした事はせず、失敗しても少しの怪我で済むように何事も進めるのがベターです。

投資家として成功するためには・・・

以上で見てきたように投資家として成功するためには失敗しても大丈夫なようにしながら始める事が重要です。

いきなり勝負して勝てば+1億円だけど、負けたら-1億円で自己破産、というような勝負をいきなりすべきではありません。先ほどの事例で挙げたように初心者がいきなりプロ野球選手の投手からホームランを打て、と言われているような状態です。

最初は損失を出しても良いのです。というより損失から学ぶことも多いです。その金額が大きいと立ち直るのに時間がかかったりしますが、小さければ継続して学ぶ事ができます。

筆者自身も投資家として駆け出しの頃に−300万円の損失を出しました。利益率の高い案件に目が眩み大きな損失となってしまったのです。筆者にとって300万円は大金であったため、金銭的ダメージは大きかったのですが、非常に勉強になりました。

こうした経験が後に糧となって成功へと導いてくれるのです。(だからといって何度も損失を出したくはありませんが、、)

まとめ

こうした失敗も経験しながら人は成長していき成功していきます。なので、最初から大きな勝負をする事しない事を勧めますし、間違ってもこうした損失を出した後に損失を取り返そうとして自身の許容額を超えた投資をするのは身の破滅を招くので控えた方が良いとお思います。

また、多少は身銭を切ってでも投資について学ぶ事をお勧めします。絶対に1億儲かる必勝法を40万円で教えます、というような類のものではなく、出来れば投資家として成長するための講座のようなものが良いです。

こうしたところで身銭を切って学ぶ事は後になって多くの成功をもたらしてくれますし、またそこで得られた仲間と切磋琢磨して自身を成長させてくれるキッカケにもなったりします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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