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こんにちわ!
今日はお金を稼ぐ事自体が悪行なのか、どうかについて書いていきたいと思います。
というのもお金を稼ぐ事自体にあまり良いイメージを持っていなかったからです。
会社とかでも
「俺、年収1千万目指してるっす!」
とか言ってる同僚がいたりするとチョットうわぁーという感じに引いてしまってる自分がいたからです。
そもそもお金の起源は?
日本の歴史を遡って見れば、聖徳太子とかが生きていた飛鳥時代は広く流通している通貨なんて物はありません。
(流通していないローカルな通貨とかはあったかもしれませんが。)
ちなみに日本初の流通通貨は708年に出来た和同開珎と言われています。
和同開珎(わどうかいちん、わどうかいほう)は、708年8月29日(和銅元年8月10日)に、日本で鋳造・発行された銭貨である。日本で最初の流通貨幣と言われる。皇朝十二銭の1番目にあたる。
引用:Wikipedia
一方、世界に目を向ければ最古の通貨は今から4500万年前に作られていたのではないか?とも言われています。
世界で最初に貨幣(硬貨)が使われたのはいつか? どこの誰が作ったのか?……これは今のところ正確にはわかっていません。しかし、硬貨について書かれた最も古い記録といわれるのは、今から4500年も前の古代メソポタミアのものです。
引用:man@bow(日本経済新聞社、野村ホールディングス運営)
なんで通貨が出来たの?
結論から言えばお互いが共通の価値を認める通貨があった方が便利だからです。
例えばあなたが自転車屋さんでお腹が空いたので八百屋に行くとします。その時に自分が作った自転車を1つ八百屋にあげるから野菜を下さい、と言っても八百屋さんが既に自転車を持っていたら交換してもらえません。しかし、自転車を売って得たお金をあげるから野菜を下さい、と通貨を使う事ができれば八百屋さんも野菜をくれます。
このように通貨があると便利なので、通貨は出来ました。
お金を稼ぐってどういうコト?
話を本題に戻して、お金を稼ぐとはどういう事なのかをイメージしやすくするために以下の例で書きます。
- 世界には今100円しかありません
- 世界にはA君とB君の二人しかいません
- 100円はA君が持っています
この状態だとして、例えばB君が美味しいリンゴを取ってきたとします。A君はそのリンゴが欲しい。だから100円をあげてリンゴを貰いました。
さてこの時、世界には富がどのくらいあるでしょうか?
答え:200円分
内訳:A君が持っている100円の価値があるリンゴ、B君が持っている100円硬貨
しかし、B君がリンゴを見つけてくるまではこの世界の富はA君が持っている100円硬貨のみです。つまりB君が頑張って見つけてきたリンゴのおかげで世界の富が増えたのです。
ちょっと極端な話の気もしますが、私はこのように
お金を稼ぐ=世界の富を増やす
だと思っています。
私達が何かしら社会に対して価値を提供する事で社会はその価値をお金を払って購入し、生活がより豊かになっていく。このようにして社会全体の富が増えていく。
もちろん現代の経済はこんな単純な話ではないでしょうが、根本的にはお金を稼ぐ人が増えるというのは社会がより豊かになっていく、という事だと思うのです。
なので私はお金を沢山稼ぐ事の出来る人はより社会全体の富を増やしてる人なので、
良い事である!
と考えるようになりました。
会社の上司に対して自分の倍の給料貰うほど働いてるかな、、とか思ったりする事は否定しませんが。
こんな事を書きつつも、現代の社会では資本主義が発達し過ぎて、
お金を稼ぐ事=社会に価値を提供する
にはなっておらず、ただ単にお金を稼ぐ事のみが先行しているような気もしているというのもまた事実ではあります。
まとめ
- 通貨の根本は私達の生活にとってあると便利だから作られた
- お金を稼ぐ=社会に価値を提供する、が根本
- お金を沢山稼ぐ事が出来る人=社会により多くの富をもたらす人
→だから良い事をしている人と捉えるように私はしている
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。