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こんにちわ!
お金が沢山欲しい、とは誰しもが思う事かと思います。筆者もよくお金が沢山欲しいなーとか思ったりします。
しかし、ある一定以上のお金があっても正直意味ないよな、、と思ったりもします。例えば保有資産が5兆円から6兆円に増えても多分嬉しいとかあまり感じないと思います。
そもそもお金がある事によってどのようなメリットがあるのか、お金とは何かを見てみたいと思います。
お金が多い事のメリット
お金を物凄い保有している事によるメリットはどのようなところにあるのでしょうか?
簡単な例を見てみたいと思います。
現在1億円持っている人が1兆円にお金が増えた場合、1憶円保有していた時と比べて物凄い幸福か?と言われた際にはそうでない可能性が高いです。
しかし、お金が1万円しかない人が1憶円に増えたらかなり幸福度は上がります。金額面の増加率は同じ1万倍ですが、前者と後者では人々が感じる幸福感には大きな差が出ます。
増えた額面を見ると前者は9999憶円ものお金が増える事に対して後者は9999万円しか増えていません。(しか、と言って良い額なのか、と思いますが)
このような例から見てもお金の増加率や増加額は人々が感じる幸福度には影響していないと考えられます。
ではお金の多寡によって何が幸福度に繋がるのか?と言えば
選択肢が増えた時に幸福度が増す
だと思っています。
1億円あれば大抵の事が出来ます。世界中どこの国だろうと金額面の問題で行けない、という事は一般的にはあり得ませんし、1億円する食事など聞いた事もないので地球にあるどんな高給な料理だとしても食べる事が出来ます。
一方1万円では出来る事がかなり限られます。ディズニーランドの入場料2人分には足りませんし、高級ディナーも食べる事が難しい金額です。
つまり、、
1憶から1兆に保有資産が増えた際に新しく増えた出来る事が100個
1万から1憶に保有資産が増えた際に新しく増えた出来る事が10000個
であれば、人は後者の方が幸福を感じます。
結局のところお金は手段でしかありません。私達の人生を豊かにするツールの1つであり、その額面が増えたからと言って別に意味はなく、そのお金を持ってして出来る事の選択肢が増える事に意味があるのです。
お金は使う物
お金は自分の選択肢を増やすという意味で非常に有効です。例えば自分が○○がしたい、と言っても金銭的な問題で出来ないとなればそれは自分にとって不自由です。
私の場合、育児に投資するセミリタイアの時間が欲しいと思っています。そのためにお金が多ければ多いほどその選択を取る上でのリスクが軽減されます。
自分自身が今何かしたい事が分からない、という事であればお金を貯め続ける事はいざ自分がやりたい事が出来た際にその選択を取る事が出来るようになるため、良いと思います。
しかし、実際に汗水たらして苦労して働き、お金を貯めたものの、結局100憶円残して死んだ、となってしまっては意味がありません。
ですから自分がやりたい事は何か?そのためにはいくら必要なのか?そのためにどのくらい頑張れば良いのか?を明確にしておくことはお金とお付き合いしていく上で明確にしておいた方が役立つかなと思います。
ただ、大抵は自分が必要とする金額と実際に稼げそうな額に隔たりがあって、かなり足りない、ってなるんですけどね。
学歴も選択肢を増やす手段
自身の選択肢を増やす、という観点であれば学歴も自分自身の選択肢を増やすに現時点であれば大いに役立ちます。
学歴など無意味、とは言われて久しいですが、それでも現在の日本の就活制度であれば最初に就職する企業では学歴は大いに役立ちますし、自分自身の選択肢を広げるうえで大いに役立ちます。
仮に同じくらいの魅力的な人、同じくらいの能力を保有している、という結果が出た場合、じゃあ学歴でこっち取ろうか、となったりします。
またそもそも学歴フィルターがあって、門前払いされてしまう会社もあります。つまり自分自身の選択肢を学歴によって狭くしているのです。
仮に今やりたい事が全く思いつかない中高生であれば勉強して良い大学に入る、が将来の選択肢を広げる可能性を高めるという意味では非常に役に立ちます。
また、仮に今現在大人だとしても会社に入ったから終わりではなく、会社に入ってからも学び続けてスキルを獲得していく事で自分自身の選択肢は広がっていきます。
逆に終身雇用が崩壊しつつある現代においては会社に入ってゴールだと思い、その会社でも何も努力しなければ会社にぶら下がるしかない社員となり、選択肢が狭くなります。
仮に会社が不景気となって年収が下がった、もしくはクビになった、というケースにおいては年収の低下を受け入れるしかない、もしくは年収が低く、労働条件も悪い会社で働くしかない、という事になります。
しかし、スキルを獲得し続けた人であれば別会社で同程度の年収を得られる、という事も十分考える事が出来ます。
そのように自分自身にもお金にも選択肢が多いに越したことはありません。
まとめ
金銭の多寡による最大のメリットは選択肢が増える事にある、と見ていきました。
自分自身が人生のうちでやってみたい事を考えた時に自分の中でもっとお金があればやってみたい事が無いのかも考えてみると良いと思います。そうすると最大こうなると最高だ、というものが見えてきます。
そうした最大の目標が出来ると努力もおのずと出来るようになります。選択肢を増やしたいから無作為に選択肢を増やす努力だけするのではなく、目標を作ってみる事で作る前には到達できないようなところまで到達できるようになる事もあるので、一度考えてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。