不動産

不動産投資で戸数を増やすべきか!? 時間分散によるリスク回避のススメ

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分14秒です。

こんにちわ!

都内中古区分ワンルームマンションにおける不動産投資において時間分散がリスク分散になる、という事について見ていきたいと思います。

リスク分散について

まずリスク分散ですが、よく言われる喩え話として一つの籠に卵を集中して入れてしまうとその籠が駄目だった時に全て割れてしまいます。

一方で複数の籠に卵を入れておけば、仮に一つの籠を落として卵が割れてしまったとしても全ての卵を失うという事は避ける事が出来るため、分散する事でリスク回避が出来るでしょ、という話です。

株式の世界ではよくドルコスト平均法がリスク分散になると言われています。

ドルコスト平均法とは、株などを買うときに、定期的に一定金額分を買っていく方法です。毎回、一定金額分を買うことにより、おのずと、高値のときは少ししか買わず、安値のときに多く買うことができます。

引用:やさしい株の始め方

このような方法を取る事である一時に一気に100万円分購入してしまうよりも、100回に分けて1万円ずつ購入した方がよりお金が増える可能性が高い、という事です。

そのような時間軸を見方にしてリスクを低減する方法が株式世界におけるドルコスト平均法です。

 

不動産投資の基本戦略

都内中古区分ワンルームマンションにおける不動産投資の基本的戦略については以下で触れました。

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基本的に都内中古区分ワンルームマンションであれば繰り上げ返済が出来てなんぼの世界です。

また、一方で保有できるのであれば戸数を増やしていく、という戦略も基本です。1つ買うと不動産業者というのは基本複数の不動産購入を勧めてきます。

都内中古区分ワンルームマンションであればそれが王道であり、資産を大きくする方法だからです。

ではこの戸数を増やす際にどのように考えるべきか?についてですが、不動産投資におけるメリット・デメリットを考えるべきかと思います。

基本的に業者は不動産を販売したいので、メリットばかり述べます。

しかし、こちらの記事でも書きましたが、不動産を保有する事におけるデメリットも当然あります。

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当然不動産投資なのでリスクがあって当然です。リスクとリターンは表裏一体ですので、いかにリスクと向き合ってうまく付き合っていくかが重要です。

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では戸数を増やす事についてのリスクとはどのように付き合えば良いでしょうか?

戸数を増やす際のリスクを最小限に

戸数を増やす事は都内中古区分ワンルームマンション投資をするのであれば、基本的に取るべき戦略です。

しかし、そのような戦略を取るにしても先ほどの卵の籠と同じく、リスクはなるべく低減すべきです。

ではどのように低減するのか?これは簡単に言ってしまえばドルコスト平均法と同じようにすればリスク低減につながります。

仮に2019年に1戸目を購入します。近未来については不動産価格が上がっていくだろう、とある程度予測が立つでしょう。しかし、10年後、20年後について予測するのは非常に難しいです。

20年前、今の世の中にこれだけ携帯電話やスマホが普及するなんて殆ど誰も思っていませんでした。ドラえもんの世界にも描かれていない未来です。

これと同じく、20年後30年後の不動産事情は誰も分かりません。そのため、リスクを低減するのであれば1戸目を購入したのであれば、少し時間を空けて2戸目、3戸目を購入した方がリスクの低減に繋がります。

10年後、今の2000万円の物件が1000万円で購入出来るのであればその時に購入した方が得なのは当然です。

不動産における時間分散のリスク

株のドルコストと異なり、不動産における時間分散については少し注意すべき点がいくつかあります。

基本はインフレ

日本経済や世界経済は緩やかなインフレが起こっています。そのため、可能性としてはインフレする可能性の方が高いです。

インフレが生じるのであれば、早目に購入した方が良いには良いです。ただし、これも結局リスクとどう付き合うのか?という話になります。

 

機会損失

不動産は他人の資本が入って来るのが最大の魅力です。

他人からの資本がより多く入るようにするためには時間を味方に付ける必要があります。

生きていられる時間は有限ですので、より早い段階から不動産を保有している方がより他人からの資本が自身に流入してくるため、より資産を増やす事が出来る可能性が高まります。

 

沢山は購入できない

株と異なり、毎月購入とかそういった事は出来ません。そのため、ある一定の期間を空けたのであれば今が最初に購入した時より安いのか、買い時なのかを見極める必要があります。

それが出来ないのであれば早めに購入しておいた方が得である可能性が高い、と思います。

 

まとめ

都内中古区分ワンルームマンションで戸数を増やす際にリスク分散をしたいのであれば一気に複数戸を購入するのではなく、少し時間をあけるべきである、という内容でした。

ただ、不動産自体は早く買った方が良い可能性は高い、という事は間違いないです。後は自身がどのようにリスクと付き合っていくかが大事かなと思います。

間違っても不動産会社が熱烈に勧めるから購入した、という自己判断が無いままに購入する事は額面が大きな不動産においては避けて頂けたらなと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。