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こんにちわ!
政府も推進している副業について最近は副業を解禁する企業も増えてきていますが、実際に副業として何が出来るのか?と悩まれる方が多いのではないかと思います。
筆者も副業やってみたいなとは思いつつ、何も出来る事ないんですけど、、と何度も凹みました。
そんな中ネットで副業について調べてみるとよく出てくるオススメな副業として
転売!
というのが多く見られました。
なので、実際にやってみたのですが、その感想を書いてみたいと思います。
転売とは!?
転売はAmazonやヤフオクやメルカリなど個人でも所有している商品を販売することが出来る事で最近伸びてきた分野になります。
基本的なやり方としてはA店で売っている値段が市場の相場よりも安く、利益が得られると判断すれば購入し、購入した商品を再び市場で販売する事で利益を得ます。
利益を計算する上では
相場価格-購入価格-中間手数料=利益
という図式になっています。ここでいう中間手数料というのは例えばメルカリで1000円で商品が売れた場合、メルカリに手数料として10%取られる部分であったり、購入者に商品を送るための送料等が該当します。
なので、相場価格がどの程度であり、いくらで販売する事が出来るのか?を判断する需要と供給を理解する部分が大変重要になります。
実際に転売をやってみた当初は実際にそんな利益を取れる商品なんてあるのか?と思ったものでしたが、結構ありました。
例えばヤフオクで販売している商品がAmazonでは20%以上も高く販売している、という事が結構あります。
何故そのような事が起きるのか?と言えばAmazonでは無料で購入出来るポイントが沢山あるから多少高くてもAmazonからしか買わない、とかそもそも購入サイト毎に値段を比較しないで購入している人が沢山いるとか理由は色々とありますが、とにかく探せば結構あります。
そしてAmazonは他サイトと比べて多少お値段が高いイメージが筆者にはあります(笑)
また、転売のやり方としては2つあり、
- 薄利多売
- 高利販売
薄利多売であれば1000円の商品を購入して1100円で販売し、100円を儲けるというものです。実際にはこうした商品を100個販売すると1万円儲かる、という具合になります。
高利販売であれば10万円で商品を購入して20万円で販売する、というものです。
現在ネットで見かける多くの転売は薄利多売による収益を指していると筆者は思っています。
転売やってみた感想:あまり良い気持ちはしない
実際に筆者がやってみた感想としてあんまり良い気持ちはしなかったです。
筆者の場合、ベイブレードが当時非常に流行していたため、ベイブレードを街中の家電量販店のオモチャコーナーで購入し、Amazonやメルカリで販売すれば、Amazonやメルカリに取られる中間手数料や送料を入れてもベイブレード1つにつき300円~500円くらい利益が出ました。
なので、家電量販店にベイブレードを探し回るのですがその作業が割と大変かつ、非常に切なく、悲しいです。人気商品なのでそもそもあんまり販売しておらず、また販売していたとしても一人2つまで、という制限があったります。
また、そうやってやっと見つけたベイブレードを販売しても利益だと1日1000円とかだったりします。
本当に上手な方は家電量販店に行くとカゴ一杯に商品を購入し、それを大量に販売される、という形で大きな利益を得ています。
転売して利益を出せる商品というのは基本的に品薄な商品です。なので、それを大量に購入し、自身のメルカリやAmazonなどで市場価格よりも少し高めの価格で販売する、という方法になります。
そのため全てがそうだとは言えませんが、本当にその商品が欲しいと思っている人達に対して通常価格よりも高い価格で再販する、という事が多くなりますのであまりやっていて気持ち良い感じにはなりずらいです。
よくあるのがアイドルのイベントで限定商品を大量に購入するパターンです。これは現地に行った人しか購入できない商品を大量に購入する事で現地に行く事が出来なかったファンの方が限定商品を購入したくて転売している方から購入するため、利益が大きく出ます。
特にファンの方々はこうしたところに対して費用を惜しまないため、大きな額を使います。これが販売元の利益になるのなら良いとは思うのですが、実際には需要と供給の差を見極めた転売している方々が大きな利益を得る状態が出ています。
これを良しとするか悪しとするかはさておき、筆者としては
自身で価値を生み出したわけではない物を需要と供給のバランス差を利用して価値を生み出している供給者側の一部利益を得る、もしくは需要側に必要以上に損失を被らせている事がやっていて気持ちよくはない
と感じましたので転売はやめる事にしました。
仮にベイブレードを購入する→ベイブレードに付随する特典を自分で作成してセット販売する→利益を得る、とかであればやっていて気持ち良いものだろうと思いますが、あくまで他人の作り出した価値に対して需給のバランス差で利益をあげていくのがどれだけ利益を上げられるとしても現状ではあまり良いとは思えませんでした。
副業としての転売はどう?
実際に転売をやってみて副業としての転売は
誰にでも出来る、少ない資金からでも可能という大きなメリットがあります。
しかし、一方で少なくない時間を投資する必要があるため労働収入と考えた方が良い、というデメリットである上、楽ではないので上述したようなマインド的な後ろめたさが少しでもあるような方は長続きしないためオススメしません。
ポイントサイトの利用とか物の値段に敏感になるため、生活面の支出削減という部分では大いに成長はあるかと思いますが、一般社会で通じるようなスキルの向上もあまり期待は出来ません。
そのため、あまり転売をする事に抵抗がなく、何でもいいから副業で稼いでみたい、という人には気軽に参入可能であるため、やってみても良いのかなと思います。
転売副業の注意点
こうした副業で稼ぐためにコミュニティ等に入って学ぶ方がいるかと思います。筆者も転売の先生を見つけるため色々と探してみましたが、基本的にそうした方から学ぶのは高額です。
ただ独学でやるよりも誰かから学んだ方が圧倒的に結果が出るのは早いです。なので早く結果を出したければ多少初期費用が掛かっても誰かに教わった方が良いかと思います。
ただし、注意点として初心者が転売ツールを利用するのは絶対にやめた方が良いです。ここでいう転売ツールとは放置しても勝手に利益の出る商品の売買をやってくれるやつ、とかそういうのです。
基本的に転売は販売業者元からは嫌われているため、そうした転売ツールは対策が取られてしまいます。そのため、40万円で転売ツールの利用権利とコンサル、みたいサービスを申し込んでしまっても長続きしない可能性があります。
なので、最初はしっかりと転売する事の出来る商品を見極める力をつけてからそうしたツールを利用したければ利用するもの良いと思います。
最後に、、
転売副業について記事にしてみました。
転売は誰でも気軽に出来る副業ですので、何でもいいから本業以外に副業をやってみたい、となれば転売は気軽に始める事が出来ます。
ただし、転売をする事によるメリットデメリットを考えてからやってみる事をオススメします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。