仕事

一生困らない安定したキャリア形成方法 クビにならない働き方

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こんにちわ!

キャリア形成について学んできましたので、内容の復習も兼ねて記事にしたいと思います。

以前の働き方の現代の働き方について

多くの方が感じているように現代の働き方は一昔前の働き方は完全に異なってきています。一昔前であれば会社に入社した後はその会社で出世していき定年を迎える、という方が非常に多かったかと思います。ほんの少し前まで日本では転職が当たり前ではなかったことからもこのように働くのがある意味スタンダードでした。

しかし、現代においては転職は最早普通の事であったり、一昔前であれば大手の誰もが羨むような会社であっても早期退職や悪く言ってしまえばクビにされてしまうような社会になってしまいました。

何故クビにされてしまうのか?不景気による影響も少なからずあるかと思いますが、簡単に言ってしまえばクビにされる当人が会社にとって有益を生み出せないスキルしか保有していないと判断されてしまったからです。

そのため、これからは様々なキャリアを経験する事でスキルを獲得し、そのスキルを最も評価してくれる会社で働く、という欧米的な働き方が益々増えていく事が想定されます。

無くなった仕事について

どうしてそのような社会に変わっていったのでしょうか?

ある意味当然の事ですが、人間に求められる仕事は時代に応じて変わっていきます。例えば1980年頃にはSuica等という便利な物は存在しなかったので、駅に切符を受け取る人が必要でした。

なので駅×切符を受け取る人が必要だったわけです。現在はこうした切符を受け取る人は存在しないため、そこに人の仕事はありません。また、誰がどこまで行ったかを回収した切符から分析する仕事もかつては存在しましたが、現在は機械が自動集計してくれるため、すぐに○○駅の利用者数等は閲覧可能な状態となっています。

仮に物凄い早く切符を受け取る事が出来る人がいたとしても1980年代では切符の受取エースと呼ばれていたかもしれませんが、現代のJRでは残念ながら不要な人材となってしまっています。

過去の日本は上記のような方も誰でも出来るような仕事をあてがって最後まで面倒を見てあげていましたが、昨今の競争の激しさや不景気も伴って徐々に抱える事が出来なくなった人材を放出せざるを得なくなってきたのです。

最悪なパターン

最も悲惨なパターンとしては一つの会社に長年勤めたけれども、残念ながらクビにされてしまい、自身の保有しているスキルが全く市場で評価されない、という状態です。そうした方は誰にでも出来るような仕事しか次からは出来なくなるため、前職からの年収が大幅減は避けられない事になるでしょう。

また、年齢を重ねていると激しい肉体労働も難しいため、就職の窓口は狭くなってしまい、安定したキャリア、働き方とは程多い状況になってしまいます。

 

安定したキャリアの形成方法と働き方

安定したキャリア形成方法は3つの分野で自身の軸を保有する事です。

大体1万時間を投資するとその分野ではある程度のスキルを獲得した良いキャリアになります。時間にして約5年です。1日8時間労働×月に20営業日×12か月×5年。

これはつまりその分野においては100人1人くらいの人間になれた、という事です。仮にこのようなキャリアを3つ経験したとします。

そうすると1/100×1/100×1/100となり、100万人に1人、という人材になります。この数字が統計的にはどういう確率かというとオリンピックで金メダルを獲得するような人になります。

オリンピックで金メダルを取るような人は1つの分野で100万人に1人になったという事ですが、1つの分野で100万人に1人になるには努力は勿論ある程度の才能や運も必要です。

しかし、1つの分野で100人に一人、くらいの能力であれば1万時間くらいあればなる事が出来ます。これを3つ重ねるとオリンピックで金メダルを取るくらい稀な人になるという事です。

例えば営業を極めた方が不動産業界で不動産を学び、海外駐在も長年経験していました、となれば不動産業界では魅力的な人材ではないでしょうか?海外の方にも対応可能であり、他国展開の重要なミッションを任せられる人材として重宝されそうです。

このようなキャリアを形成する事が出来れば将来的にも安泰、という事が言えます。

3つのキャリアの形成方法

3つのキャリアはなるべく異なる物の方が将来的に幅が広がります。

順番としては1つ目のキャリアから2つ目のキャリアに行く際には少し似たようなキャリアが良いです。全く関連性が無いと2歩目が非常に厳しく一つ目を活かす事も出来ない事が多いからです。

そして2つのキャリアを体得した後の3歩目はこれまでの2キャリアとは全く異なるキャリアを歩むと非常にその先の仕事の幅が広がります。

イメージとしてはキャリアの三角形です。キャリアが似ていないほどこの三角形の距離が大きくなり、その三角形の広さに応じて上に多くの物を積み上げる事が出来ます。つまり広ければ広いほど、社会からのニーズは大きくなる傾向にあるのです。

 

企業と対等になる

こうしたしっかりとしたキャリアを3つ持つと企業内人間ではなく、企業内一個人になる事が出来ます。それはつまり会社から言われた仕事を行う人間ではなく、会社に対して自分が出来る事を提案し、実行する、という事です。

これはつまり会社に対して自分から要求を出す事が出来る状態を意味します。仮に会社に対して明確なメリットを出す人材がその人しかいない場合、その人からの要求は飲まざるを得ません。

なのでどんなスキルでも良いのですが、安定したキャリア・クビにされない人材とは一つ一つの分野でしっかりとキャリアを形成し、継続的な学習をする事で大きな3つの分野におけるキャリアを形成する事で得られる、というお話になります。

 

 

何かの参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。