株式

S&P500関連のETFと合わせて持つオススメ商品のVIX

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分13秒です。

こんにちわ!

S&P500と連動しているETFは物凄い沢山あります。

株式投資の神様とも言われているバフェットもS&P500はかなりオススメしていますが、そんなS&P500のETFと組み合わせるのにオススメの金融商品であるVIXという商品を紹介したいと思います。

是非ポートフォリオの1つとして考慮してみて頂ければと思います。

ポートフォリオの作り方

ポートフォリオとは金融商品の組み合わせの事を指しています。

このポートフォリオについて大抵の方は資金を一つの金融商品に全て入れるのではなく、分散して保有します。理由としてはどれだけ良い商品だったとしてもその一つが転んでしまうと全コケ、という状況は避けたいからです。

ポートフォリオは1つの金融商品が駄目でも片方は良い、という事が理想的です。

なので金融商品を分けていたとしても一つは日経平均に連動する株、もう一つは日経平均に連動する保険、では両方とも価値が同じタイミングで下落してしまうため、別の金融商品だったとしてもポートフォリオとしては弱くなってしまいます。

そのため、多くの方は株式、債券、不動産、金、等の多くの金融商品を自身の資産状況に合わせて保有し、大抵の事が起きても大丈夫なようにポートフォリオを組まれているかと思います。

S&P500とは

S&P500とは米国優良大企業500銘柄の株価を元に算出される株価指数(株価の平均ではないです)です。

この優良大企業500銘柄で米国の経済全体の動向を見るのに十分な水準の価値を保有しており、全体動向を見る上では非常に参考になる数値です。

一方NYダウは30銘柄しか見ていないので、米国全体の動向を見るのであればS&P500の方が適切に米国経済を判断する事が出来ます。

このS&P500はほとんどずっと右肩上がりで成長しているため、このS&P500に連動するETF(Exchange Traded Fundsの略であり、上場投資信託とも呼ばれる)が投資家の中ではかなり人気です。

S&P500連動型ETFとのポートフォリオ

そんなS&P500の連動型ETFと言えど、たまに価格が下落します。

米国経済が依然として堅調であり、米国自体の人口も増加しているため、長期的に見れば右肩上がりに成長する傾向は継続する可能性が高いので短期的に様々な要因で下落したとしても回復する可能性が高いには高いです。

しかし、下落して気持ちの良い物ではありません。そのため、そのようなS&Pが下がった時に逆に価値が上がる物をポートフォリオとして保有しておく事は一つの良いポートフォリオの作成方法だと思っています。

そんなS&Pと反比例で値が動くのがVIX(恐怖指数)と呼ばれる物です。

VIXとは

VIXとはS&P500と同じく、株式指数です。またその名の通り数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を感じており、数値が低いほど楽観的な時ほど低い値を示します。

つまりS&P500が非常に安定的に成長しているような時は低い値を示します。これまでの動向からVIXが12以下は市場が安定している、という事を示しています。

一方でS&Pが大暴落した、というような時は非常に高い値を示します。昨年のクリスマスに株価が一次的に暴落しましたが、その際のVIXは34という大きな値を示しています。

このように逆の形でS&P500と連動するVIXはポートフォリオの1つとして効果を発揮する可能性が高い金融商品と言えます。

VIX自体は金融商品ではなく、指数であるため、実際にはVIXに連動した金融商品を購入する必要がありますが、一般的な株式と連動する商品を保有しているのであればこのVIXに関連する商品もポートフォリオの1つとして個人的にはオススメの金融商品となります。

まとめ

VIX(世界恐怖指数)という物をご紹介させて頂きましたが、非常に人気のあるS&P500連動商品とのポートフォリオを組む際に良い物として挙げさせて頂きました。

S&P500自体は長期的に見れば成長曲線を描く可能性が高いため、特別そんなものをポートフォリオに加えなくて良い、という意見もあるかと思います。

ただ、仮にS&P500が下落してその際に値上がりしたVIX関連商品を売却してその売却益で下落したS&P500を購入する、というのは一つの戦略として有効かなと思っています。

S&P500が徐々に値上がりしているため、VIX関連商品は逆に徐々に値下がりしていく、というリスクがあるのはもちろんですが、一つの選択肢としてご利用頂ければ幸いです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。