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こんにちわ!
株式投資でもFXでも何でも必要な投資資金についてはどのくらい必要なのかを書きます。
必要な軍資金額を考える
資産運用をする最大の目的は複利効果を得るためです。複利がどのくらい物凄い威力を出すかは以下の記事で記載しました。

この複利効果を得る事が出来ればお金で困ることは殆どの無くなります。ただし、いきなり1000万円使って資産運用を始めるのは大変リスクがあるため、まずは少額からやってみて安定的に複利を得られるようになった際に額を大きくしていけば良いと思います。
さて、では安定的に複利が得られるようになった際にどの程度軍資金があれば良いのか?という話です。
複利を得られるようになったとして、現状の株式投資などであれば年利で5%も出せればそれは非常に上手に運用できた、と言えるかと思います。稀に年利10%以上出すツワモノもいますが、ここでは税引き後で平均年利3%を出せたとします。
では年平均で3%である場合にどの程度の利益になるのか額面別に見てみると
10万円→3000円
100万円→3万円
300万円→9万円
500万円→15万円
1000万円→30万円
簡単ですね。小学生でも出来ます。
ではいくら欲しいでしょうか?これは人それぞれですが、年間で3000円の利益と言っても子供のお小遣いかよ、、と思うような額であり、一回の飲み会で消えてしまうような額です。これではいくら複利効果があると言っても飲み会を1回行かなかったのと同じ程度であるため節約の努力をした方が効果は大きいです。つまり投資額10万円では足りない、という事を意味します。
筆者の感覚で言えば9万円、15万円であれば簡単には使い切れないので複利効果が実感できるラインかなと思います。そうすると資産運用の最低軍資金は300万〜500万、というのが現実的な額かと考えています。
継続的に軍資金を大きくする事が大事
資産運用において複利効果を実感し、大きな金額を作り出すためにはそれなりに大きな金額を必要とします。また、複利効果を最大限享受するためには継続的にこの軍資金を増やしてあげる必要があります。
給与などからの収入で毎年運用額を+100万、300万、500万出来るという状態で複利効果を享受できるようになればほぼ経済的に困る事はなくなるでしょう。そもそも毎年プラスで500万も稼ぐ事ができるような方であれば根本的にお金に困っていない状況が想像できますが。。
そして1つのゴールとしては金利で得られる収益が月々の支出を上回る事です。
仮に金利で得られる収入が1000万円を超えてくるともう大抵の方は使い切れない金額になります。そうするとそこからは継続的に給与などから運用額を増やす事をしなくても勝手に増えるようになります。

毎年年利で1000万円得るためには年利3%であれば約3億、という途方もない額が見えてきます。しかし、逆言えば3億円の現金があれば金利だけで十分に生きていける、ということも意味しています。一般的なサラリーマンの生涯収入が3億はないのでそこまでは難しいかもしれませんが、年間で100万程度のお金が金利で貰えればかなり十分な額ではないでしょうか。
仮に年間100万円を不労所得として得る、という事であれば3300万円を年利3%で運用できればほぼ達成可能です。それには毎年100万円を継続的に資産運用に回し、年利3%の複利で運用し続ければ約23年で達成されます。仮に毎年200万円を運用資金に回せるようであれば約13年で毎年100万円が不労所得として得られるようになります。

もし毎年の年利をもっと大きな数字で運用する事が出来ればここで書いた年月はもっと短くなったり、もっと大きな額面を得る事が出来ます。もし毎年10%で運用可能なのであれば、毎年100万円ずつ運用額を増やしていったとしても7年で運用額が1000万円になり、年利で100万円得る事が出来ます。

まとめ
- 資産運用をする上で必要最低金額は大体300〜500万
- 毎年資産運用に回せるお金があることの方がベターである
- 資産運用のゴールは資産運用で得られた金額は支出額を上回る瞬間
最後まで読んで頂きありがとうございます。