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こんにちわ。
働き方改革、とよく言われていますが、こちらについて思うところを書きたいと思います。
人生における仕事のウェイト
現在日本の多くの方は22歳まで大学で教育を学び、60歳まで働き、65歳まで第二の職場で働くのではないでしょうか。休日や祝日を入れても年間の2/3は会社で何かしらの労働をされているのではないかと想定します。
現在は人生100年と言われていますが、その100年のうち、私たちが最も元気で最も能力があり、人生における最も良い時だと思われる20代から40代までの期間を基本的に会社、もしくは社会に貢献するために費やしているかと思います。
そのような期間の約2/3を会社に費やし、1/3を自身で自由に使うのが現代日本の基本的なスタイルになっています。
つまり人生の最も良い時の約2/3の時間を何に使うのか?これは私たちの人生に非常に大きなウェイトになるはずです。しかし、今されているお仕事に対して貴方は大満足だ!という方は一体どのくらいいらっしゃるでしょうか。統計など取ったわけではないので詳細はわからないですが、私の身の回りを見ている限りでは決して多くはないと思っています。
よって2/3の時間はお金を貰うために会社もしくは社会に貢献し、残り1/3の時間を楽しめればOK!という生活を過ごしましょう、というような社会になっているように感じます。
仕事=お金を稼ぐ手段はこれからはNG
私が学生の頃にやっていたサークルでは友人達と朝から晩まで毎日何かしらの仕事をしていても特にキツいな、とかは思いませんでした。むしろ楽しかったですし、大きなイベント成功させた時なんかは非常にやりがいを感じました。朝まであーでもない、こーでもないと語り合ったりした事は良い思い出です。失敗した事もありましたが、それはそれで良い思い出です。
仮に私が大学側からサークル活動改革だ!と言われて、1日7時間45分までしか活動してはいけません!と通告されても喜ぶどころか教務課に声を大にして抗議をした事でしょう。
この事例からも分かる通り、本人がやりたい、と思った事に対してはそれをするな!と規制される事は非常に迷惑な話になります。一方で本人がやりたくない事に対して毎日寝ずにやりなさい、と言われるのは物凄い苦痛であり、体力的にも精神的にも厳しいものがあります。
近年過重労働が問題となり、働き方改革が推進されて月々や年間の残業時間上限が設定されました。それ自体は良い事かもしれませんが、根本的には自分のやりたい、と思える事を全員がやっている状態が最も健全な状態かと思います。
ひたすら家でゲームしている事が幸せであれば、ゲームが大好きな子に対してゲームは疲れるから1日1時間まで、とゲーム時間改革みたいな法令を出したところで喜ぶのは親だけです笑
つまりお金を貰うために仕事をしている、という状態自体がそもそも不幸を生んでいるのです。その人達に本当に必要なのは働き方改革による仕事時間規制の強化や働き方の多様化ではなく、天職を見つける事と生きていく上でその人が必要としてるお金です。
何もしない人生より何かを成し遂げる人生へ
仮に何もしなくてもう十分に生きていける、というお金があった場合貴方は何をしますか?例えば毎年何もしなくても貴方の銀行口座に3000万円死ぬまでずっと振込まれ続ける、という状態が作れた場合、貴方なら何をするでしょうか?
この状態に至った場合、大抵の場合は十分な所得になるためお金を貰うために嫌なことをする必要は全く無くなります。その時に貴方は今の会社で働き続けたいですか?それとも他に何かしたいですか?
この時に貴方がする行動が本当に貴方のやりたいことだと私は考えます。
ちなみに私は会社は辞めないだろうなと思いましたが、少し長めの育児休暇を取得する期間は欲しいなと思いました。
会社を辞めないと思った理由としては仮に全く働かなくても十分なお金があり、旅行三昧できるとしてもおそらく1年持たないだろうなと思った事と知り合いの働かなくても全く困らないであろうお金持ち達が結局お金を稼ぐ方法などのコンサルで忙しく、また楽しそうに仕事をしているのを見て、結局は社会と関わりを持って生きた方が人生豊かになるのだろうと考えているためです。世の中Give and Takeですからね。
また、よく年長者の方からもっとやっておけば良かったと思う事は何か?と伺った際に仕事ばかりではなく、子供との時間をもっと持てば良かった、という声をよく聞いたため、数年くらい子供に時間を思いっきり投資する年月があっても良いのかなと思ったため、育児に思いっ切り参画する時間を持ちたいなと考えています。
ただ、こうした多くの人がやりたいと思うような仕事は薄給であったり、やりたいと思った事象(例えば世界一周旅行とか子育てとか)はお金がないと出来ません。
なので、お金を現在働いている会社に依存しない稼ぐ手段を身につける、というのは自身のこれからの人生を豊かにする上では非常に重要な要素ですし、そういったマネーリテラシーの重要性がこれからもっと日本社会で注目されていくようになればと考えております。
まとめ
- 人生の一番良い時の2/3は仕事である
- 仕事がお金を稼ぐ手段になる事が一番の不幸
- 何もしないより、何かをする人生の方が豊かな人生になる可能性が高い
最後まで読んで頂きありがとうございます。