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こんにちわ!
以前、以下の記事で日本の東証二部の会社などは良いのではないかという記事を書きました。

そして例えばこんな会社が良いんじゃないかなーと独断と偏見で思ったヤマダコーポレーションについて紹介したいと思います。
【6392】ヤマダコーポレーションとは
ヤマダコーポレーションとはどのような会社なのでしょうか。
ヤマダコーポレーションの事業は以下のような内容になります。
- 建設現場や自動車工場などで利用されるポンプ事業
- 車のメンテナンスの際に利用するカーメンテナンス事業→(例:タイヤの圧力充填等)
- 上記の機器のメンテナンス事業
B to B事業のため、あまり普段目にする事は無く、馴染みの無い商品が多いかもしれません。
ザックリとしたイメージであればポンプ事業の世界で非常に有名な会社の1つ、という形でも良いと思います。
ヤマダコーポレーションの業績
ヤマダコーポレーションの業績は物凄い伸びている、という訳ではありませんが、徐々に伸びてきている会社になります。
以下はヤマダコーポレーションHPから引用した画像です。
■売上高

92期(2017年3月の決算時)は少し減少しているように見えますが、ここ数年は堅調に伸びているのが伺えます。
■営業利益

営業利益も同様ですが、ここ数年が調子が良い状態が続いています。
こちらは自身で算出した数値です。
■EPS

EPSは1株辺りの会社の利益を見る指標になります。簡単に言ってしまえば値が大きいほど会社としての業績が良い事を表しています。
先ほどと同様に2016年と2017年は少し苦戦しましたが、ここ10年という単位でみれば順調に成長している様子が伺えます。
ヤマダコーポレーションの株価
ヤマダコーポレーションの株価は7/3時点で2432円であり、最近は2450円前後をウロウロとしています。

長期で見るとここ数年上昇している事が分かります。
また、純資産を発行可能株式総数で割った一株当たりの純資産は3958円ですので、現状の株価が約1500円ほど割安である、という事が言えます。
ヤマダコーポレーションの株主数が約1500名であり、半数が個人投資家である事からも冒頭の記事中でも言及しましたが、個人投資家が多い=アマチュアが多い=企業価値が適正に評価されないケースが多い、の典型例かと思います。

ヤマダコーポレーションの魅力
筆者がこの会社が魅力的だなと思った部分は配当金です。
ヤマダコーポレーションの現状の配当利回りは3.5%であり、日本株の中では比較的高めな配当利回りになります。
また、ヤマダコーポレーションの配当性向は昨年度は15.5%であり、今年度は18.5%になります。つまりまだまだキャッシュリッチ状態であり、かなり余裕がある状態という事が言えます。
更にヤマダコーポレーションですが、家族経営で営まれている会社なのかなと思っています。大株主の方々には社長を筆頭に親族の方も数名いらっしゃるように見受けられますので、今後も配当については十分余力もありますし、続けて増配して頂けるのではないかと期待しております。
まとめ
ヤマダコーポレーション自体は中小企業であり、ポンプ事業自体、現在はグローバルに事業展開出来ているけど今後はどうなの?という部分は否めませんが、筆者はこうした日本の高い技術力で世界に価値を提供している会社はもっと評価されて良いのではないかと思っています。
日銀が支えているとかGAIFが大量に購入しているからという事も言われてはいますが、国民の株式への関心も10数年前よりは高くなっているように思いますし、日経平均も少しずつ上がっているようには見えます。
今後も色々とあれど、日本市場も万年割安株と言われるような市場ではなく、より各社が適正な評価がされるような市場になり、国民全体が豊かになればなと一人の投資家の端くれとして思っております。
最後まで読んで頂きありがとうございます。