コラム

若者の貧困化が深刻|貧富の差拡大で格差社会の日本でとるべき対策3選

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こんにちは!

昨今よく話題になりますが、若者の貧困家が日本では進んでいます。

どのくらい貧困になっているのか、またどのくらい格差がついているのかとどのように対策すべきかについて見てみたいと思います。

若者の貧困について

何故、若者が貧困になっているのでしょうか。これは日本は失われた30年と言われるように国際競争力を失っている事が起因しています。

以前は勤めていれば自然と給料も右肩上がりで伸びていましたが、会社が儲かっていないため、給料は上がらず、一方で増税が繰り返されるため実施質的な手取りはここ20年で数百万円減った、とも言われています。

また、政府の対策も少子化の影響により若年層よりも年配層が有権者として多いため、年配向けの政策は多く実施されますが、若者向けの対策はあまり実施されず、最も被害を影響を受けているとも言えます。

格差拡大社会の原因

若者が貧困化している、と言われていますが、資産が1億円以上の準富裕層の世帯数も増えているというデータがあります。ではこのように格差が拡大している理由何なのでしょうか?

資本主義社会おいては以下のピケティが提唱した不等式が成り立つと言われています。

r > g  (r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示します)

この数式が意味するところとしては、過去の統計を見る限り、資本主義社会において、株式などの金融商品から得られる資本収入は労働によって得られる労働収入よりも多い、という事である。

つまりどれだけ頑張って働いたとしても労働によって得られる収入よりも資産運用によって得られる収益の方が多い、ということです。

そうしたカラクリを理解しているためか、アップル創業者のジョブズは年収1ドルでしたが、アップルの株とウォルトディズニーの株を大量に保有し、毎年物凄い収入を得ていたのです。

このように世界は持っているものはどんどんと富を増やし続けますが、持っていない人はずっと富を得られない、という状態が継続するようになります。

対策3選

それでは格差が拡大してきており、今後も拡大する一方であると想定する現状においてどのように対策すれば良いのでしょうか?

対策案について3つ見てみたいと思います。

資産運用をする

ピケティの不等式でもありましたが、その法則に則り、rの収入、つまり資産運用としての収入を得られるように努力すれば良いのです。

今の時代、株式投資などは証券口座に口座を作れば誰でもできますので資産収入を得ることは非常に簡単です。

勿論、資産運用については自身の方針を決めたり、ある程度の勉強をしてみることは必要ですが、こうした資産運用をするかしないかで今後の貴方自身の財政状況は変わるようになります。

副業する

資産運用するにもタネ銭が無ければ影響力が非常に弱いです。資産運用する上でその効果を実感し始めるのが大体500万程度から、と言われています。

仮に500万円を年利3%の利益が得られた場合15万円になります。

このようなタネ銭を作るためには普通の方であれば本業のみではやや難しい、と言わざるを得ません。

本業の収入=生活費

副業の収入=資産運用資金

くらいにするため、何かしらの副業で収益を得られるようにすべきです。

一部の高給な会社に就職できた方を除いて本業で十分過ぎる丘陵である、という方は少ないかと思います。

また、好景気と言われてはいますが、実際にその恩恵を感じている人は非常に少なく、昇給もスズメの涙、という方が多いのではないのでしょうか。

つまり、今後も本業収入の増加を期待して努力するのは些かナンセンスであり、生活費プラスα程度しか貰えないと思った方が良く、そのプラスαも娯楽に消えていきます。これを削ってまで資産運用に回すと人生が味気なくなるためあまり勧めません。

そもそも会社は社員に払う給料は負債であるわけで、多くを払いたくない、が本音です。なので生活は出来る、プラス会社を辞めない程度の給料、で据え置くのが普通です。

あまりにも少ないと生活出来なく辞められてしまいます。そして儲かっているからとあまりにも多くあげるともう働く必要無いんで、と辞められてしまいます。

なので本業は生活費、と考えるくらいが丁度良く、資産運用資金は副業で稼ぐのを筆者はお勧めします。

情報発信する

現代は情報社会です。情報リテラシーが高いか低いかで現代社会を生きる上での生活コストが変わります。

例えばキャッシュレス還元が政府主導で行われています。しかしPayPayなどのアプリの利用が分からない、などのリテラシーレベルであればこうした還元の恩恵を受けられないのです。

こうした生活に必要な情報をただ自分から取りにいくだけではなく、発信するとその人の元に何倍もの有益な情報が入ってきます。

その情報はお金に関することだけでは無く、仕事や生活に至るまで様々に得る事が出来ます。

トランプ大統領でさえ、大事な政治の内容をテレビではなく、Twitterで言う時代です。こうした現代の特徴を捉え、多くの有益な情報が得られるようにする事が非常に大事です。

まとめ

貧困状況とその対策について見てきました。

昨今の日本では良い会社に入社できなければ今後貧困不可避な状況です。なので少しでも上記で挙げたような対策を実施し、よりよい生活水準を得て、普通の生活を手に入れればなと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。